よしだたかし/大きな樹の下で GRCL-6033/CDアルバム/¥2,970(税込)
発売日:2013年12月25日≪紙ジャケット≫
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1.ラグをさがして
2.情人のバラッド
3.若園
4.ブルースをやってよ
5.あの娘の子守唄
6.真赤な音楽
7.野山を歩いて
8.君よ糸を解そう
9.月人のうたにあわせて
10.足立山に月がのぼる
11.ねむれ広き海に
12.山陰線

URC最後期の作品でありながら、初期のURCを思わせる初々しさにあふれた好盤!

URC“最後の蔵出し”復刻初CD化シリーズ第五回発売作品。九州・小倉で歌っているところを、ひがしのひとしが発掘し、URCからレコード・デビューしたシンガー・ソングライター。大学の芸術学部を中退し、72年頃からギターを持って歌い始める。飾り気のないストレートな歌に、初期のフォークの熱情を感じさせてくれる。URC最後期の作品でありながら、初期のURCを思わせる初々しさに溢れている好盤。尚、アルバム・ジャケットの絵は本人によるもの。今回遂に待望の復刻初CD化!

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[ プロフィール ]
よしだたかし:鳥取の出身で、高校を卒業後は九州の小倉にあったライヴハウスなどで歌い始めるようになる。その歌う姿をひがしのひとしに見初められ、URCレコードからのデビューが決まった。ウディ・ガスリーやピート・シーガーに憧れ、そのチルドレンとも呼べる若きシンガー・ソングライターたちのスタイルを、しっかりと身につけている。まさに真っ当なフォーク・シンガーであり、77年3月東宝/URCから『大きな樹の下で』をリリース。その後、80年代に入ってからアルバム『The Night of Osaka』を発表している。
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'71椛ノ湖全日本フォークジャンボリー実況+2 GRCL-6034/CDアルバム/¥2,970(税込)
発売日:2013年12月25日発売≪紙ジャケット≫
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1.日の丸
2.俺達の時代
3.姫松園
4.教訓T
5.求めます
6.お前と俺
7.夢は夜開く
8.小便だらけの湖
9.カラス
10.誰を怨めば
  いいのでございましょう
11.犯されたら泣けばいい
12.妹売歌
13.おど
14.こがらし・えれじぃ※
15.伝道※
  ※ボーナス・トラック
斉藤哲夫 (1.2.)
加川良 (3.〜6.14.15.)
三上寛 (7.〜13.)

この若き三人の姿をドキュメントした衝撃ライヴの傑作アルバムが遂に初CD化!

〈若き哲学者〉と呼ばれていた斉藤哲夫、岡林信康に続き時代のヒーローとなってゆく加川良、中津川を罵声の渦に叩き込んだ三上寛。この三人の若き日の姿をドキュメント!三者三様、形は違うけれど、それぞれがフォークに大きな風穴を開けた。これが71年のフォーク・ジャンボリーの記録であるのだ。この興奮と衝撃は、斉藤哲夫、加川良、三上寛による、このアルバムでしか味わえない。これこそはURCレコードが残した最大の金字塔のひとつである。

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[ プロフィール ]
全日本フォークジャンボリー:全日本フォーク・ジャンボリー(通称「中津川フォーク・ジャンボリー」)は、全国各地でおこなわれていたフォーク・キャンプ(泊まり込みをしながらワーク・ショップやコンサートを開くイヴェント)の延長線上として、岐阜県恵那郡坂下町の椛の湖で第一回目がおこなわれたのが69年のこと。最初は三千人程度の集客であったのが、70年の二回目では八千人ほどに膨れあがっていく。さらに、71年の第三回全日本フォーク・ジャンボリーはフォーク・ブームの煽りをうけ、一挙に二万人以上を動員する大きなイヴェントとなっていった。まだ野外フェスのノウハウなどまったく無い時代の、無鉄砲と熱情だけで作り上げられたイヴェントだった。メイン・ステージだけでなくロックとフォークのサブ・ステージを配し、芝居の黒テントや野外映画場まであるという大かがりなものとなった。関西フォーク系のアンダーグラウンドなフォークだけでなく、レコード会社に所属するミュージシャンや、ジャズやロックまでが出演したのだが、その歪な構造が頂点を極めた二日目の夜、一部の不満分子がメイン・ステージを占拠し、そのままコンサートは中止へと追い込まれてしまった。
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