DISC-1(オリジナル)
1.あんまり深すぎて
2.何がなんだかわからない時
3.君はだれなんだ
4.まるで君と同じのっぺら坊で
5.ボクの右手の二本の指
6.マイケルの髪
7.小さな花が道ばたに…
8.さっき君が
DISC-2
(未発表音源ボーナス・ディスク)
1.何がなんだかわからない時〈前半〉
(take-1)
2.何がなんだかわからない時〈後半〉
(take-1)
3.君はだれなんだ (take-1)
4.君はだれなんだ (take-2)
5.君はだれなんだ (take-3)
6.まるで君と同じのっぺら坊で
(take-1)
7.マイケルの髪 (take-1)
8.マイケルの髪 (take-2)
9.マイケルの髪 (take-3)
10.さっき君が (take-1)
11.さっき君が (take-2)
12.さっき君が (take-3)
<1970年作品>
日本のアシッド・フォークの原点、奇跡のような名盤。
五つの赤い風船の西岡たかし、元ジャックスの木田高介、新進のシンガー・ソングライターであった斉藤哲夫、この三人のクリエイターたちが作りだした奇跡の名盤。日本が生んだアシッド・フォークの傑作として評価が高い。西岡の才能に溢れた実験性、木田高介ならではの懲りまくったサウンド・メイク、それに斉藤のヴォーカルが妖しく絡んでいく。ゲストとして、加藤和彦、細野晴臣、竹田和夫、上村律夫が参加。黎明期の日本語のロックを語るうえでも、欠かすことのできない一枚だ。今回は、URCの倉庫で発掘された未発表スタジオ・トラックスをDISK2に収録したデラックス・エディション。創造の秘密が、ついに解き明かされる。
五つの赤い風船の紅一点ヴォーカリスト藤原秀子の唯一の傑作ソロ・アルバム。
五つの赤い風船の紅一点ヴォーカリスト、藤原秀子(フー子ちゃん)がURCに残した唯一のソロ・アルバム。その独自の音楽性は、ファンの間でも根強い支持を受けている。ソロ作ではあえて西岡たかしの手から離れ、元ジャックスの木田高介、赤い風船の東祥高のサウンドに身を任せている。ジャジーでスモーキーな歌声は、フォーク界のビリー・ホリディと呼んでもいいだろう。五つの赤い風船とはまたひと味違い、彼女のクールな側面が強調されている。まさに隠れた名盤のひとつ。今回は、トン・フー子の名義で出演した71年のフォーク・ジャンボリーの音源(未発表曲を含む)や、風船リサイタルのソロ曲など、7曲の貴重な音源をボーナス・トラックとして収録。